抗菌・抗ウイルス コーティング剤 nano Glass Veil MK-Ⅱ

抗菌・抗ウイルス コーティング剤 nano Glass Veil MK-Ⅱ

 nano Glass Veil MK-Ⅱは、第4級アンモニウム塩化合物を配合した、抗菌・抗ウイルス・抗カビ効果をもつ機能性コーティング剤です。施工が非常に簡単なアルコール溶媒のガラス系1液コーティングで、効果は最長3か月程度持続します。(持続期間は素材により異なります)

”抗ウイルス”の必要性

ウイルスの感染経路と対策の違い

 感染症のウイルスが拡大する経路には、主に次のようなものがあります。

① 飛沫感染:感染者の咳やくしゃみ、会話等による唾液の飛沫を介する
② 接触感染:ウイルスが表面に存在する物体に触れることで手にウイルスが付着、その手で目・口・鼻等に触れることで感染する
③ 空気感染:ウイルスが空気中を漂い、離れている人も感染させる
④ 経口感染:ウイルスや細菌に汚染された食品を、生もしくは過熱が不十分な状態で飲食した場合に感染する

 このうち、インフルエンザや新型コロナウイルス等は、「飛沫感染」と「接触感染」が主な感染経路とされています。すっかりおなじみとなったマスクやフェイスシールド、ビニールカーテン等で飛沫感染のリスクを減らすように、接触感染のリスクを減らす方法の一つが抗菌コーティングです。

積極的な感染対策としての抗ウイルスコーティング

 抗菌・抗ウイルスとは、生活環境中の悪玉菌の増殖を抑制したり、ウイルスを不活性化(=感染力消失)・減少させる機能を予め付与することです。
 消毒剤や洗浄などにより特定の菌やウイルスをその時・その場から取り除く/殺すことを指す「滅菌」「殺菌」「除菌」とは異なります。

 ご存知の通り、ウイルスは自分のみでは増殖することができず、人間をはじめとした宿主の細胞内でのみ増殖します。
 ただし、一般的な環境下でも比較的長時間にわたり感染力を維持し、宿主の体内に侵入する機会を待っています。
 例えば、咳の飛沫で拡散した場合の空気中での生存時間は約3時間程度ですが、段ボールの表面でなら約24時間、プラスチックやステンレスの表面では約2~3日生存するといわれています。※1
 これは、誰かが咳をしたときに目の前にあったボタンや買い物かご、手すり等には、最長で3日程度、感染力のあるウイルスが残っている(そして、それを触った直後に口・眼あるいは食べ物などを直接触った場合はウイルスの体内への侵入を許すことになる)ということです。

 そのため、一般的環境下でのウイルスの感染力を失わせる抗ウイルスコーティングは、感染症に対する「積極的な予防策」と言えるのです。

※1(2020年5月現在:米疾病対策センター、カリフォルニア大学ロサンゼルス校、プリンストン大学の研究チームによる)

製品特徴

 nano Glass Veil MK-Ⅱは、無機系のガラスコーティング剤をベースとして、ウイルスの不活性化機能および細菌・カビの増殖抑制・阻害機能を持つ4級アンモニウム塩化合物を配合したコーティング剤です。

特徴その1:簡単でいつでもできる!

 対象となる物品・設備に対してペーパータオルやスポンジ等で塗り込むだけなので、塗装業者に依頼する必要がありません!現場で働く方が日常的に施工および再施工が可能です。

特徴その2:耐久性が高い!

 ガラス系コーティング剤がベースなので、強密着&高耐久性!最長3か月ときわめて長い持続性能を有します。※2 ※3

特徴その3:乾燥が早い!

 常温で30~40分で指触乾燥する(触れる状態になる)ので、営業の妨げになりません。例えばレストランであれば、ランチ営業とディナー営業の間等に楽に施工できます。

特徴その4:水・油・薬品への耐性が高く、屋外使用もOK!

 硬化した塗膜には撥水・撥油性、離型性、耐候性、アルコールを含む各種薬剤に対する耐薬品性能があります。こまめにアルコール消毒する飲食店のテーブルやスーパーマーケットのかごの持ち手、宿泊客がアルコール除菌剤を吹き付ける可能性があるホテルの室内備品は勿論、屋外で風雨にさらされる階段の手すり等にも安心してご使用ください。

※2:密着性は基材により異なります。
※3:塗装設備や専門的な技術のいらない、スプレータイプ/ウェットティッシュタイプの市販
抗菌・抗ウイルス製品との比較。

 

 

適用場所・業種の例

【対象素材】

下記の基材は相性が良く、コーティングが最大3か月ほど持続します。※3
その他の素材についてもご使用いただけますが、密着性の観点から、1~2週間に1度の再施工を推奨いたします。

  • ● 各種金属表面
    ● アクリル
    ● ポリカーボネート
    ● 木部
    ● コンクリート
    ● タイル
    ● ガラス
    ● 塗装面

【適用業種および適用場所の例】

  • ● 公共施設:受付カウンター、手すり、タッチパネル ※
    ● 病院・福祉施設:受付カウンター、手すり、タッチパネル ※
    ● 学校:内装(壁、天井、床)、つくえ、ドア取っ手
    ● 保育園・幼稚園:手すり、つくえ、ドア取っ手、遊具 ※
    ● 鉄道会社:券売機、手すり、ドアノブ
    ● 銀行:カウンター、ATM、ボタン、ドアノブ、手すり
    ● スーパー:かご持ち手、カートのハンドル、トイレ周辺
    ● 食品工場:手すり、ドアノブ
    ● パチンコ店:遊技台のハンドル
    ● フィットネスクラブ:エクササイズマシン、プール周辺 ※
    ● オフィス:ドアノブ、手すり、エレベーター、タッチパネル、電話、PC
    ● レストラン:テーブル、カウンター、タッチパネル ※

※ 液晶画面によっては、アルコールによりコーティングが溶けて濁るものもあります。耐薬品性のある保護フィルム等を貼ったうえで施工する、施工前に目立たない場所でテストをする、あるいは液晶メーカーにご確認ください。
※ 長時間あるいは高頻度で舐めたり口内に入るもの(スプーン、乳児が口に入れる玩具など)への施工は避けてください。
※ 長時間皮膚に触れるもの(腕時計やリストバンドの内側、眼鏡のつる・先セル・鼻パッドなど)への施工は避けてください。
※ 高濃度のアルコールが含まれています。アルコールで溶ける塗装・印刷等への直接の施工は避けるか、目立たない場所でテストをしてから施工してください。

施工方法

①表面洗浄:中性洗剤等を利用して対象面を洗浄したのちにしっかりと拭き取り・乾燥を行い、施工面の油分・水分・汚れを除去してください。
②塗り込み:コーティング剤を、原液のまま塗布します。マイクロファイバークロス、ウエス、スポンジ、筆、刷毛、ローラー等をご利用いただけます。
③指触乾燥:常温で30~40分程度乾燥させます。この時点で、施工部分に触れていただいても問題なくなります。(水拭きやアルコールでの消毒などは、施工後24時間経過までお待ちください)
④拭き取り:塗りムラやコーティングのタレ痕が気になる場合は、マイクロファイバークロス等で乾拭きしてください。
⑤乾燥:水滴等が付着しないように注意しながら、24時間乾燥させてください。

【ポイント・注意事項】

工程3:指触乾燥
– 塗り込み後、常温で30~40分ほど放置すると指触乾燥します。指触乾燥後は触れていただいても問題ありません。
– 施工から24時間程度は、雨等の水滴が付着しないように引き続き注意してください。水滴の痕等が残ります。
– アルコール消毒液等による除菌・洗浄等は、施工から24時間(最低でも一晩)はおやめください。
工程4:拭き取り
– 施工後に長時間がたつと、塗りムラやタレ痕が残る原因となります。早めに拭き取ってください。
工程5:乾燥
– 施工から24時間程度経過したら、通常通り使用可能です(アルコールによる表面の消毒も可能です)。
– 完全硬化には約7日程度必要です。

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