今日は少し、GAS Glass Primer.から離れますが、前回紹介したMorio de cleanは、アルカリ性の洗浄剤です。

 Morio de clean の機能、特徴は改めてご案内します。そのベースになっているのはアルカリイオン水です。
アルカリイオン水にもいろいろな機能があるのですが、それもアルカリイオン水の回に譲る事にします。

 今回はその前段階の「水」についての考察です。

 15年ほど前までは水は当たり前の物で、特に気にも留めていなかったのですが、銀鏡塗装システムを販売するに際して「純水」が必要になりました。
 「純水」と言うのは、混ざりもののない純粋な水、即ち「純水」です。

 実は、美味しいミネラルウォーターはミネラルを含んだ水であり、純水ではありません。
 水道の蛇口から出て来る水は水道法で規定があるようで、電気伝導率で500μS(マイクロジーメンス)以下となっているそうです。一般的に大規模な河川を水源にしているところでは、季節にもよりますが100~200μSの値だそうです。
 これは簡単に言えば、1トンの水を蒸発させて残った残渣のグラム数とほぼイコール。そういえば大昔、アメリカ旅行で、水道水を電気ポットで沸かした時にフチに真っ白な粉が一杯付着していたのを思い出します。
 純水は混ざっている成分が無いので、変な反応が起こらず繊細な銀鏡塗装をするのに必要だったわけです。

 実はこの純水、混ざりものが無いので水道水よりも溶解力に優れます。

 最近洗車で純水を使われるお客様が多いのも、純水の効果で

1.汚れが良く落ちる
2.洗車後に乾いた後も、シリカスケール(うろこ)が残らない。
等のメリットがあるからですね。

 次回も純水の作り方を少し続けます。

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